屋根の軽量化を目指そう
屋根に注目してみよう
基本的に屋根は、家の最も高いところに位置します。
そしてこの部分の重さが重くなれば、それだけ地震が起こった時の揺れが大きくなってしまいます。
逆に屋根を軽くしていると、地震の揺れを抑えることができるので、軽量化を目指してください。
家の屋根は、一般的には瓦葺が使われることが多いです。
しかし耐震性を高めるなら、ガルバリウム鋼板という素材がおすすめです。
ですから家づくりを任せる際は、こちらが希望する素材をきちんと使えることを条件に業者を決めてください。
ただ素材を変えると、費用も変わるので注意が必要です。
特に特殊な素材は高額なので、予算に合うかどうかもこまめに確認しながら、どこにどの素材を使うのか決めましょう。
数年に1回のメンテナンス
地震に強い家を作っても、年数が経過すればその機能が衰えてしまいます。
機能をいつまでも維持し続けるためには、メンテナンスが必要だと忘れないでください。
ただメンテナンスは、難しいことや面倒なことではありません。
5年から10年ごとに、耐震診断を受ければ良いだけです。
この時に問題が見られたら業者が直してくれるので、その後に地震が起こってもトラブルに発展することはありません。
そのため、家がいつ完成したのか、そして建設から何年が経過したのか常に把握して、メンテナンスのタイミングを見計らってください。
家を建てる際に免震構造にしたから大丈夫だと、油断してはいけません。
大事なのはそれを維持するために、努力を続けることです。